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先天性股関節脱臼

出生前、出生後に大腿骨頭が関節包の中で脱臼している状態をいいます。最近では周産期および出生後の発育過程でも脱臼が生じることがわかってきたため、発育性股関節形成不全(DDH)と称されます。発生率は約0.3%で、危険因子として女児、秋冬出生、骨盤位分娩、家族歴などがあげられます。乳幼児健診で股関節の開きが悪い(開排制限)と指摘された患児に対し、当院ではレントゲン被爆を最小限とするため、まず超音波断層装置を用いて、Graf法により非侵襲的にDDHの診断を行い、必要に応じてレントゲンを撮影するようにしております。

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